役に立たないアベノマスク(布マスク)が、また政府から長寿の家に届いた話。税金の使い方がおかしい。運営費の直接補助こそ必要。

私が代表を務める「デイサービス 長寿の家」に、あのアベノマスク(布マスク)が、また合計35枚届きました。

 

役に立たないアベノマスク(布マスク)が、また政府から長寿の家に届いた

 

介護保険事業者に「アベノマスク」が配布されるのは2回目です。

 

2020年3月下旬に第1回の「アベノマスク」配布があった記事は、こちらを参照

 

マスコミ報道では、第2弾の介護施設等への「アベノマスク」配布計画に対して批判が殺到、計画の見直しや備蓄に回すという話だったので、何の事前連絡もなく突然、2回にわけて届き、びっくりしました。

 

宅急便で届いた第2弾のアベノマスク

厚生労働省より、突然、ダンボール箱に入ったアベノマスクが送られてきました。

簡単な説明文1枚(前回と全く同じもの)が同封されていました。

 

もはや説明するまでもないと思いますが、通所介護の現場に「アベノマスク」(布マスク)は必要ありません。

私たちは、できる限り、新型コロナウイルスの感染のリスクを低減させたいと思っています。

各種の研究結果でも、布マスクよりは、サージカルマスク(使い捨て紙マスク)の方が、フィルターの性能が良く、衛生的であることが証明されています。洗って繰り返し使うということは現実的ではありません。

 

また、アベノマスクは大人用と書いてありますが、サージカルマスクに比べて小さく、前回、受け取って使用した職員は「子ども用ではないか」、「もっと立派なものがくると思ったら、給食で使ったマスクではないか」、「サイズがあわない」と不評でした。

 

アベノマスクとサージカルマスクの比較

写真の上側が今回届いた「アベノマスク」。下側が市販されているサージカルマスク。

 

 

安倍首相自身、アベノマスクを着用してアピールしていましたが、まわりの官僚や自民党幹部が布マスクを使わなかったことからも明らかなように、アベノマスクは政策的失敗だったのです。

 

しかも、これは首相のポケットマネーではなく、私たちの税金で作り、検査して、配送料や事務費を払って配布しているものです。こんな税金の無駄づかいはひどすぎます。

 

人間なので時には予想外の結果となり失敗することはありえると思います。

しかし、普通は1回やってみて失敗したら、計画を見直す、または、取り止めるのが普通です。

失敗を認めず、公金を使って2回目の配布を強行することほど愚かなことはありません。

 

今、デイサービス、地域密着型通所介護は大きな経営の危機に直面しています。

長寿の家の場合、大きな減収となっていますが、政府の新型コロナ被害の事業者救済策である‐絽贈横娃伊円の持続化給付金制度、家賃や駐車場代を支援する家賃支援給付金制度、および、川崎市独自の事業者むけ給付金10万円は、弊社の場合は基準をみたさず1円ももらえないことが確定しています。

 

アベノマスクに使うお金があるのであれば、介護事業所への直接の経費の支援に使ってください。

 

ちなみに、長寿の家では、希望するスタッフには在庫がある限り何枚でもアベノマスクを持ち帰って良いと伝えてありますが、1回使うと役立たないとわかり、継続した利用希望者がおらず、人気がなく、前回(2020年3月)に配布された分も余っています。

 

JUGEMテーマ:気になること

 

(関連記事)

 

政府は、なぜこんなに高い値段で消毒液を仕入れて介護施設に配っているのか?

 

希望のつばさ福祉会「デイサービス 長寿の家」への新型コロナ・事業継続募金のお願い

コメント