【緊急提言】新型コロナウイルス、無症状病原体保有者の実態把握のためのサンプリング調査の定期実施と情報公開を求めます

希望のつばさプロジェクト

新型コロナウイルス(COVID-19(coronavirus disease 2019))・緊急提言

 

無症状病原体保有者の実態把握のためのサンプリング調査の定期実施と情報公開を求めます

 

「新型コロナウイルス」への対応をめぐり政府の対応が迷走しています。

 

今、街中でも、トイレットペーパー買い占め現象、突然の学校休校問題に象徴されるように混乱がおきています。

「新型コロナウイルス」は、私たち普通の市民にとって、どれくらい危険性があるのかが、よくわからず、過度の悲観論と、楽観論の両方があり、「何が起きているのかわからない」という混乱が生じています。

 

とりわけ「感染しても自覚症状のない人もいる、自覚症状がない人から別の人に感染することもある」という新しいウイルスの性質が、不安や心配を生む原因となっています。「人間が大勢集まる場所に行けば、自覚症状のない無自覚な感染者と濃厚接触してしまい感染するかもしれない」、「満員電車やイベント会場は安全なのか?」という不安が日本全体を覆っています。

 

厚生労働省の発表では、

「2月28日12:00現在、191例の患者、19例の無症状病原体保有者が確認されている。【内訳】・患者191例(国内事例180例、チャーター便帰国者事例11例)・無症状病原体保有者19例(国内事例15例、チャーター便帰国者事例4例)うち日本国籍167名、調査中27名である」とされています。

 

一方、テレビに出演している専門家の中は、検査をした数が少ないから感染者数が少なく発表されており、実際には数十万人がすでに感染しており、さらに感染が拡大する可能性があると指摘する声もあります。

 

この両者の数値に大きな開きがあることが、疑心暗鬼を生む要因になっています。

 

政府は、混乱を鎮める有効な手立てが打ち出させずにいます。

そこで、「希望のつばさプロジェクト」は【緊急提言】をおこない、打開策を示したいと思います。

 

まず、結論から述べます。

 

新型コロナウイルスへの対応として、まず人口が密集しており満員電車等を利用している人々が集中する東京23区の自覚症状の出ていない普通の市民3000人に感染の有無を調べる「サンプリング調査」の実施と情報公開を提案します。

これを3月、4月、5月、6月と事態が収束するまで定期的におこなうことで、目に見えない漠然とした危険性が、本当に存在するのか、心配しすぎなのか、客観的なデータを国民で共有することができます。

 

なお、3000人も1日に検査できないという方もいると思いますが、1日で終わらなくても、数日かけてもサンプリング調査で月ごとの事実把握することが大事です。また、民間の検査機関の力を活用すること、新しく開発された15分で検査結果がでる簡易検査キットの活用などで1日でも3000人程度の検査をすることは日本の英知を結集すればできるはずです。

 

次に、なぜこうした手立てが必要なのか、解説します。

 

新型コロナウイルスへの対応は「科学的」「客観的」な対策が求められています。

昨日の安倍首相の記者会意見のような「精神論」「願望や期待」では解決できません。

 

では、「科学的な対策」とは、どんなアプローチが必要でしょうか?

これは決して難しくありません。

 

…敢此兵詑屬稜聴)

 ↓

∧析

 ↓

B从の立案

 ↓

ぢ从の実行

 ↓

ゼ孫圓靴紳从の検証

 ↓

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これは、政策立案過程において、もっとも基本的な流れです。

 

ところが安倍政権は、「重症化してから検査」という方針ですので、街中を歩いている人々にどれくらい無自覚・無症状の感染者がいるのか実態把握ができておらず、客観的なデータ、統計的な推移が明らかにならないという構造的な欠陥のある対応しかしていません。

 

「イベントの自粛」という対策をとるのであれば、その必要性を裏付ける「…敢此兵詑屬稜聴)」が必要ですが、厚生労働省は無自覚・無症状の感染者がどの程度の割合で存在して街中を歩いているのか調査さえしていないのです。感染者数を公表していても、市中感染の実態については十分な調査がおこなわれておらず客観的なデータが存在しない、これが根本的な問題です。これでは、それを「∧析」して科学的・客観的な「B从の立案」をすることができません。

 

「希望のつばさプロジェクト」の提案は、「…敢此兵詑屬稜聴)」のために、人口密集地域である東京23区で、3000人の感染の有無を調べるサンプリング調査を至急おこない、収束までの間、毎月1回おこなうという提案です。

 

例えば、東京都・新宿駅の一日の平均利用者数は347万人と言われています。電車内も駅構内も混雑しており濃厚接触は避けられません。ここを利用する人に協力を求め、会社員や公務員など新型コロナウイルスの感染や発熱のない普通に働いている3000人に感染の有無を調べる緊急調査をおこないます。

 

その結果、もし感染者が0人〜1人程度であれば、感染力は弱く、国内ではまだ流行しているわけではなく過度のイベント自粛要請は必要ないと科学的な根拠をもって対策をだせます。一方、もし仮に3000人のうち、例えば100人程度が自覚症状がなくても感染していると判明すれば、さらなる踏み込んだ対策、イベントの禁止、通勤・移動の制限、経済活動の一時的な縮小などの具体的な対策をとることができます。また、国民に対しても客観的なデータを示して説得力をもって協力を要請することができます。

 

現状では、イベントは2週間〜4週間程度は自粛するという流れになっていますが、サンプリング調査に基づく客観的なデータがなければ、2週間〜4週間が経過した後に「本当にもう自粛を解除していいのか」、「もう新型コロナウイルスの脅威は去ったのか」判断できず、困ってしまうはずです。政治家の気分や思惑で決定がおこなわれては困ります。

 

無自覚・無症状の新型コロナウイルスの感染者率が何パーセントなのかに応じて段階的にどのような措置をとるべきかは素人の私にはわかりませんので専門家の集団の英知(政治家のパフォーマンスと独断ではありません)に判断をゆだねるべきだと思っており、上記の話はあくまで例え話です。

 

しかし、サンプリグ調査の定期的な実施と情報公開は、社会の不安と混乱をおさめるために絶対に必要な措置です。

 

重症の疑いのある患者しか検査しないというのは根本的に間違っています。

 

軽症者や心配されている方への検査をおこなうと同時に、サンプリング検査として人口密集地での無自覚・無症状の感染者の数の統計をとることが、科学的・客観的に事態を分析する必要不可欠な第一歩であることを「希望のつばさプロジェクト」は提言し、日本政府がすみやかに実行に移すことをもとめます。

 

この声を広げるため、みなさんの協力をお願いします。

SNSでの拡散、お知り合いの国会議員への意見など、多様な方法で「緊急の無自覚・無症状の感染者数(無症状病原体保有者の人数)を明らかにするためのサンプリング調査の実施」を求める世論をつくりましょう。

 

 

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2020年3月8日開催予定だった「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき 集会&デモ」の開催中止の経緯について

川崎市では、2011年3月11日の福島第一原子力発電所事故を契機に、毎年3月に「脱原発」「原発ゼロ」を訴える市民集会とデモがおこなわれ、毎回、1000名以上が参加しています。「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき」という名称の運動で、思想・信条・支持政党の違いを超えて「原発ゼロ」の一致点で集まった市民による実行委員会で運営されています。

 

昨年は1300名が「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき」に参加しました。

私は事務局長として、今年も3月8日(日)に「第9回 原発ゼロへのカウントダウンinかわさき」集会&デモの開催の準備をすすめていました。

 

ところが、2月に入り、急に「新型コロナウイルス」問題が表面化し、実行委員会の参加者の一部から「中止・延期」を求める声も出てきました。結論から延べれば、大激論のすえ、第9回集会&デモは「開催中止」となりました。

2020年3月の第9回原発ゼロへのカウントダウンinかわさき集会とデモは新型コロナウイルス・武漢肺炎のため開催中止

 

「開催中止」を決定するまでに、どのような議論があったのか複数の方から問い合わせも来ていますので、私の個人的な見解ですが、概略を説明します。

 

私たちの実行委員会は、最終的な方針を決定する「実行委員会」と、実行委員会の議題の整理や実務を調整する「事務局会議」の2つがあり、すべて無報酬・ボランティアで運営されています。

 

2月20日の実行委員会の議題について調整する「事務局会議」が2月6日に開催されました。

しかし、この時点では誰一人、「新型コロナウイルスの広がりによる開催中止・延期」という話をした者はなく、まだ対岸の火事、他所の国の問題という雰囲気でした。

 

その後、各種報道で、政府の杜撰な対応や、国内での感染者の問題が報道され、2月15日に初めて情報交換用のメーリングリスト上で「開催中止・延期」の声が出され、それに賛同する意見の投稿もありました。

 

私としては、通常よりも衛生管理、まん延防止の対策をとる必要性は感じていましたが、今年も例年どおり開催できるという判断でした。それは、換気の制約のある屋内のイベントに比べて屋外のイベントはリスクが低いこと、現段階では普通に市民は満員電車や満員のバスに乗り働いており脱原発の集会に来るよりもリスクの高いことが日常的に制限なく行われていること、川崎市民の感染者は出ていないことが理由です。

 

「予定どおり実施」か、「延期・中止」にするのかは、重大な決定であり、物理的に事務局会議を開く時間がなく基本方針が決められない、事務局メンバーの中でも意見が割れているという現状の下で、実行委員会で討議して決めること、欠席の場合も重要な決議事項なので意見のある人は事前に意見をだしてほしいとメールマガジン等で連絡しました。

 

2月20日の実行委員会が近づくと、日々、情勢が変わっていきました。

2月17日に、屋外のイベントである東京マラソンの一般参加の全面中止が発表されました。

また、複数の脱原発関連のイベントの中止情報も流れてきました。

 

実行委員会の前日までに

10名の方から、ご意見をいただきました。

2月20日の実行委員会では、欠席された方の意見については全文を読み上げて、参加者にお伝えしました。

 

私は事務局長として、事前に三嶋共同代表とも相談のうえ、以下の2点を提案しました。

 

〇集会については、現段階では予定どおり実施する
出店団体をはじめ参加者には万全の対策を求める
デモ行進はどうするか、応相談

 

〇政府の杜撰な対応により、今後、状況が劇的に悪化する可能性がある。
その場合の対応については、2人の共同代表および事務局長の3者協議に一任いただきたい。
(川崎市内で感染者が多発するなどした場合に限り、直前での中止の決断もありえる)

 

また、口頭で私の意見として「_案發離ぅ戰鵐箸鉾罎戞屋外のイベントはリスクが低く対策をとれば実施可能であること、危険性が高いという高齢者だが、高齢者の集まるデイサービス業界でさえ今の段階では行政からは休止要請はなく通常営業していること、K員電車や満員のバスに乗る方がよっぽどリスクが高く、政府が仕事や移動を規制して検査を徹底しない限り、原発集会をやめても、まん延防止には効果は極めて小さいこと」を述べました。

 

多少の意見の相違はあっても、これで合意して、2020年3月8日も開催できるのではないかと思っていました。

 

しかし、結論から述べると、「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき」実行委員会で中心的な役割を果たしている2人の共同代表のうち、1人が「開催する」、もう1人が「中止」と意見表明したことが象徴的でしたが、予想以上に「開催中止・延期」を求める声が出されました。実行委員会には、22名が参加、全員に発言いただきました。90分を超える意見交換をおこないましたが、意見をまとめることはできませんでした。もう少し様子をみて判断をしたらどうかという意見もありましたが、開催まで残りわずか17日という時点で準備の関係で結論を先送りすることはできませんでした。

延期については、新型コロナウイルスがいつ収束するのか目途が立っておらず、見通しがたたない中で現時点で延期日を設定するのは無理でした。

また、事務局に一任しますという声も複数ありましたが、あくまで最終的な方針を決定するのは実行委員会であること、事務局メンバーの中でも意見が割れていることなどから、実行委員会の場で結論をだすことにしました。

 

率直に言って、実行委員会の参加者22名の中では、食品販売を自粛するど条件付きを含めると「予定どおり実施」が過半数を超えていました。多数決で中止か開催かを決定すれば「予定どおり開催」が実行委員会の決定事項になります。

しかし、私たちの実行委員会の運営の原則は、一致できることで力をあわせる、一致できないものについては実行委員会内部では実行せず個々にとりくむ、不一致点は保留するというルールでこれまでやってきました。

おおむね4割の参加者が反対する中で、多数決で開催を強行しても、良い集会とデモは開催できないし、来年度以降の川崎の脱原発運動に禍根を残すことは明らかであり、集会当日まで残りわずか17日となる中で後日、さらに議論して意見を一本化して準備もすすめるというのは時間的・物理的に無理であり、苦渋の決断ですが、これからも、みんなが一致協力して川崎市の脱原発運動にとりくめるよう今年は意見がまとまらないので「開催中止」とすることを提案、集会は中止しても川崎市での脱原発の運動をひきつづき拡大させていくことを確認して、全員一致で了承されました。

 

事前に寄せられた意見、当日の発言の中で、私が印象に残っているものを一部抜粋して紹介します。

 

(予定どおり開催すべきという意見の一部)

 

〇率直に申し上げて、もう少し冷静な判断、論議をして欲しいと思います。
まだ川崎市内では感染者が出ていない状況ですから、中止の論議より防衛を考えるべき
です。このグループには医療に携わる方もたくさんおられると思います。
まずは、専門家の見解を伺って、科学的に対応を検討すべきです。

 

〇私は、開催するべきだと思います。
カウントダウン程度の密集率で感染するのであれば、買い物にも行けません。
商店は、すべて室内の閉鎖空間で行われています。
学校も保育園も会社も、そして病院も
ほとんどの人が、今後、コロナウイルスにさらされる事になります。
そこで感染するか、しないかは個体の特性によるのだと思います
満員電車が毎日、沢山の人を乗せて動いています。バスもタクシーも、飛行機も
これに比べ、公園の一角で行われる程度の接触は、乗り物や室内での接触に比べ、格段にリスクは低いと思います。
リスクの低いことに大注目し、格段にリスクの高いことを放置している矛盾は、現在の社会問題の縮図のようです。

(看護師)

 

〇縮小しないで予定通り開催してほしいと思います。
デモは密着して大きい声を出しますので、いわゆる「濃厚接触」になりますので今回は中止でもやむを得ないと思います。やる場合は短距離コ−スの方を希望します。

 

〇この集会は、社会を変えることを目的とした運動。委縮して中止したととられれば、現政権が改憲などにより突っ走る可能性もありえる。リスクへの対策をした上で、実施すべき。

 

〇食品関係の対策をしっかりやればリスクは少なくなるので、実施の方向で準備を進めている。一度中止すると、再度スタートするのがシンドクなる。

 

〇緊急事態となれば止めてしまうのか?昭和天皇が亡くなった際にも、国中にすべてに自粛ムードが蔓延し、言いたいことも言えなくなるようなムードが広がった。そんな状況にはしたくない。
もし中止するにしても、その意味合いをキチンとアピールすべき。

 

〇南武線や東横線の混雑具合は、まさに濃厚接触の状態。そんな中でも皆、仕事や用事に出かけている。それに比べれば、屋外のイベントなので、はるかに感染リスクは低いだろうから実施したい。デモ行進もやってほしい。
ただ、食品販売はやめる。

 

新型コロナウイルス・年代別死亡率(中国)希望のつばさプロジェクト・かもした元のブログ

 

(開催中止を求めた意見の一部)

 

〇医療関係者からの(非公式な)情報によると、感染の広がりが低く見せられている可能性もあるようだ。高齢者の感染率、重症化率、致死率(80代以上は約15%近い)などを考えると、この集会も高齢者が多く、感染弱者の高齢者を守る立場からは中止すべきでは。また、開催しても高齢者の参加が減り、参加者数が少なくなる可能性もある。

 

〇命を守る母親の立場では、開催に反対。原発事故の後の反応も、子を持つ女性、母親たちが最も敏感だった。命を第一に考えるなら、中止すべき。

 

〇リスクが低いとしたとしても、国内への感染の広がりはまだまだ続きそうな気もしますし、他のイベントが中止の判断をし始めている中で、開催することに対する世間の評価が心配です。これはいったん延期または中止とした方がいい

 

〇中止する方向で考えている。政府の対応が悪い中で、すでに市中感染が広がり、川崎にも近々、感染が及んでくるだろう。横須賀や京浜急行の野外イベント、横浜大桟橋や江戸東京博技テクノ展も中止になっている。
参加者は高齢者が多く、高齢者を危険な目に遭わせたくない。
 

 

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「原発ゼロ」の一致点で多様な市民が集まる実行委員会として、お互いの意見を尊重して、多数決ではなく、大多数の参加者の一致点をもとに運動をするめるという原則に照らして、「開催・予定どおり実施」が多数派であっても、一定の数の「中止」があったことを尊重して、開催中止を決断したことは、実行委員会の運営として正しいものであったと考えます。

 

一方、いくらイベントを自粛しても、政府が感染の状況に応じて地域ごとに仕事や移動の制限をおこなわず、検査も厚生労働省のガイドラインに当てはまらないと現場の医師が求めても実施されない現状では、まん延防止にはならないことも直視する必要があります。

 

安倍政権は、2月20日にイベント開催についての指針を出しましたが、「イベント等の主催者においては、感染拡大の防止という観点から、感染の広がり、会場の状況等を踏まえ、開催の必要性を改めて検討していただくようお願いします。なお、イベント等の開催については、現時点で政府として一律の自粛要請を行うものではありません。」と玉虫色の方向性しかだしていません。

私には、東京オリンピック開催を優先して、感染者数を少なく見せるために、まん延防止対策や検査が後回しにされているように思えてなりません。

 

「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき」実行委員会は、今後も引き続き「脱原発」「原発ゼロ」を訴え、活動を続けていきます。引き続く、参加、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

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